第1回 ストーリーの組み立て方
ストーリーが決まったら、必要な材料を集めて整理します。説明内容によって材料の入手方法はさまざまですが、資料作成工数を削減するために、できるだけ効率よく信憑性・客観性の高い情報を集める手段を考えます。前述の例で考えてみましょう。
説明項目 | 情報収集手段の例 |
自社を取り巻く環境 マクロ環境分析 同業他社動向 |
|
自社の状況 現状分析結果 |
|
導入予定の情報サービス モバイル端末の概要 選定理由; |
|
導入費用概算 導入スケジュール |
|
簡単にいえば、自社内で情報収集するものと、社外に広く情報収集するものに分かれます。自社内の場合は、関連部門の協力を得て正確なデータを早く集める手腕にかかっていますが、社外に広く情報収集する必要があるものは、無償/有償さまざまな手段があるので、場合によって適切なものを選択しましょう。
いかがでしょうか?
第1回は、ストーリー構成の考え方を解説し、説明に必要な材料を集める情報収集手段のヒントをご紹介しました。次回は、実際に集めた情報をわかりやすくまとめて納得性を高める方法を、具体例を紹介しながら解説する予定です。
筆者 山崎 紅氏が作成した「企画書・提案書作成に使えるフォームやチャート」を各回プレゼントします。
第1回は、目的やサマリーを明記する企画書フォーム例を無料でダウンロードいただけます。
下記、免責事項をお読みの上、ご利用ください。
- [免責事項]
- ファイルをダウンロードすることによって、ユーザーのコンピュータ、またはネットワーク環境等に支障・障害が生じた場合、著者および日本経済新聞デジタルメディアはいかなる理由によるものでも一切責任を負いません。また、これらの事象によって生じた損害等についても、一切責任を負いません。
- ご提供するサンプル等は、著作権法によって保護されています。したがって、個人が本来の目的で使用する以外の使い方は一切認められませんのでご注意ください。また、これらを第三者に販売・譲渡・コピーすることも一切禁じられています。
- ご提供するサンプルの運用結果につきましては、著者および日本経済新聞デジタルメディアは、いかなる場合も責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。